トップへ戻る

2021.01.14

トリミングは必要?3つの重要性|セルフ用品&フードの選び方

健康

かわいいだけじゃない!トリミングは何のため?

ポンポンしっぽのトイプードルや、ツヤツヤロングヘアのマルチーズ。丁寧にトリミングされ綺麗に毛並みを整えたワンちゃんは、とってもかわいい! しかし、見た目のおしゃれのためだけではなく、トリミングは愛犬が健やかに過ごすためにも必要だというのをご存知でしょうか。 トリミングはどうやって行うの? 必要なのは長い髪の子だけ? 始めるのは子犬の時期から? 頻度はどれぐらい? 今回はトリミングの目的や頻度、セルフケアの方法をご紹介します。

トリミング&シャンプーの「3つの重要性」

そもそもトリミングとは、ハサミやバリカンを使って犬の被毛をカットすること。かわいいデザインのヘアスタイルにする楽しさもありますが、実は健康面・衛生面・安全面の3つをケアする目的があります。

①日々の体調管理や汚れのケアをしやすく

被毛をカットすることで体温調整や清潔に保つ目的もあります。犬は皮膚で体温調整することができないため、毛量を調節することで冬の寒さ対策や夏の熱中症対策になります。トリミングでお尻や口元など、汚れやすい部分の毛をカットすることで、清潔に保ちやすくなります。

②皮膚の状態や健康状態を定期的にチェック

全身を毛で覆われている犬たちは、衛生面の問題や皮膚病・ノミダニなどのトラブルを抱えることも少なくありません。定期的にトリミングで専門家に見てもらうことで、これらのトラブルを早期に発見することができます。

③運動しやすくケガも防止

モコモコの毛を減らすことで運動しやすく、足元の毛を減らして滑ったり転倒するのを防いだり目を傷つけることなく視界を広く取れたりと、犬が安全に暮らせるサポートになります。

カットする部位と目的

  • ・汚れやすい部位(口周り・お尻周り):清潔に保ちやすくする
  • ・全身:被毛量を調整し、気候に適した快適な体温に
  • ・目元:目に傷がつかないようにし、視界を明瞭に保つ
  • ・足元:動きやすさ、散歩時の汚れを防ぎ、肉球のグリップが効いて転倒や滑りを防ぐ

必要?不要?トリミングすべき犬種

犬種によってトリミングが必要な犬種と不要な犬種があります。 犬の毛質の特長は大きく分けて「ダブルコート」と「シングルコート」の2つあります。中でもトリミングが必要な犬種は、ダブルコートの長毛種と、シングルコートの犬種です。 ダブルコートは、文字通り被毛が2層にある犬種。 オーバーコートと言われる上毛は硬く、一年中毛が抜け落ちるのが特徴です。一方、下毛(アンダーコート)は、ふわふわとやわらかい毛。アンダーコードは春と冬の「換毛期」に大量に毛の落ち、生え変わります。 つまり、2層の毛の特長から、毛が残る部分とごっそりなくなる部分が発生するということになります。 ダブルコートの長毛種は、長いオーバーコートが残り、ぼさぼさの印象になるためトリミングをしてあげたほうが良いでしょう。同じダブルコートでも、短毛種は換毛期に毛のボリュームが減るものの日々のブラッシングをしていれば、トリミングは不要になります。 一方、トリミングが必須なのは、シングルコートの犬種。 シングルコートの犬種は多くは、被毛がオーバーコートのみ。換毛期がなく人間と同様に日々毛が生え変わるため、季節ごとの毛抜けが気になりにくいと言われています。 一方で、被毛がどんどん伸び続け、季節に合ったトリミングをしなければ一年中毛糸のニットを着ているような状態に。寒さに弱い犬種も多いため、体温調整のサポートをしてあげる必要があります。

トリミングが必要な主な犬種例

シングルコートの犬は寒さに弱いので、冬のカットの際は注意を。皮膚のケア、被毛のツヤ維持と毛玉のもつれを防ぐためにも、毎日ブラッシングを行いましょう。トリミングは必須です。
  • ・プードル
  • ・マルチーズ
  • ・ヨークシャー・テリア
  • ・シーズー
  • ・ミニチュアシュナウザー
  • ・コッカースパニエル
  • ・ビション・フリーゼ など

トリミングが不要な主な犬種例

トリミングが不要ですが、ブラッシングはこまめに行いましょう。毛が濡れると乾きにくく、皮膚が蒸れやすいため、においに注意。また体温が下がりにくいので、夏の熱中症対策を行うこと。
  • ・チワワ(スムースコート)
  • ・ダックスフント(スムースコート)
  • ・柴犬
  • ・フレンチブルドック
  • ・ボストンテリア
  • ・ビーグル など

ショップでの「トリミング」とは?メニューと頻度

トリミングは、ペットショップやトリミングサロンで受けられます。 長毛種など定期的なトリミングが必要な犬種は、やはりプロにお任せするのがおすすめ。セルフでできないこともないのですが、ワンちゃんが顔周りのカットを嫌がったり、バリカンの音に驚いて暴れるなど危険なことも…。 ショップやサロンなら犬種の特長を熟知しているので、ワンちゃんの個性に合わせて対応してくれたり、飼い主が気づきにくい小さな変化も見つけて客観的にアドバイスしてくれることも。何でも相談できるショップ、サロンやトリマーさんは、飼い主の強い味方になってくれるはずです。

トリミングのメニュー

ショップやサロンの多くが被毛のカットと同時に、爪切りやブラッシング、歯磨きなど、グルーミングと呼ばれる衛生面のケアも行ってくれます。店舗によって異なりますが、「トリミング」のメニューで行ってくれる主なメニューは、以下になります。
  • ・トリミング(ヘアカット)
  • ・シャンプー&ブラッシング
  • ・爪切り
  • ・耳掃除
  • ・歯磨き
  • ・肛門絞りなどのグルーミング など

トリミングの頻度は?

トリミングが必要な犬種の場合、基本的に月1回はトリミングするのがおすすめ。子犬の初めてのトリミングは、生後3か月を過ぎ、2回目、3回目のワクチン接種を済ませて1週間以上経ってから受けるのが適当です。

トリミングだけでOK?毎日のブラッシングが重要

月数回のトリミングとともに、必ず行いたいのが毎日のブラッシング。 ブラッシングは、被毛や皮膚の汚れや抜け毛を取り除き、血行を促進して、皮膚の健康維持や毛艶をキープするのに不可欠です。長毛種の場合、ブラッシングをしないでおくと、毛が絡まり毛玉になると短くカットするしか方法なくなることも…。毛艶や毛流れの美しいワンちゃんは、見た目の可愛さもアップします。 ブラッシングアイテムは毛質や長さによっていろいろあるので、愛犬に合わせて選びましょう。 日々ケアをしても毛質を悪い場合は、フードの成分もチェック。良質な動物性たんぱく質と良質な脂肪分を摂取することで、毛並みや毛艶が変わるという声も少なくありません。 急に毛艶がなくなった場合は、体調不良の可能性もあります。毛髪が健康のバロメーターであるのは、人も犬も同じ。気になったら獣医師に早めに相談するようにしましょう。

ワンちゃんのヘアケアアイテム

犬用ブラシ

被毛を整え、ツヤをあたえます。長毛用、短毛用、剛毛(ワイヤー)用があり、毛質にあったブラシを選択しましょう。長毛種の場合は、ピンブラシがおすすめ。被毛のもつれをなくし、フケ・ほこりを除去してくれます。

スリッカーブラシ

金属台にくの字に曲がった針金が張られたスキブラシ。ダブルコート長毛種、剛毛(ワイヤー)犬種のブラッシングに使われます。

コーム

長毛種の必需品。被毛のもつれや毛玉のチェックの他、毛並みを整え、生え変わり時期の抜け毛の処理などにも使えます。

ラバーブラシ

ゴム状のピンが付いていて、短毛種の死毛の除去に使います。マッサージ効果に優れ、ツヤ出し効果も期待できます。

トリミング&シャンプーは愛犬とのコミュニケーション

トリマーは「第二の獣医師」といわれています。 トリミング&シャンプーでトリマーさんに犬の体を触ったり肌や髪の状態をプロの目で見てもらうことは、愛犬の健康のために大きな意味があるといえます。 日頃のブラッシングやケアはもちろん飼い主の役目です。その上で、ワンちゃんをカットでさらにかわいくしてもらったり、いつも以上に細かくチェックしてもらう目的でも、定期的にトリミングに行くようにしましょう。 ワンラブでは全国の店舗にてトリミングを行っているので、ぜひご利用ください。