ワンちゃんもお手入れが必要となります。お手入れをしないと毛玉になったり、汚れが溜まったり、いろいろな障害がでてきます。清潔にすることによって、異常の発見も早くなります。子犬の頃からブラッシングなどの手入れに慣れさせる事によって、将来、手入れを嫌がらない子になります。
歯磨きは生後3カ月くらいから慣らしながら少しずつ始めましょう。歯磨きをする事により、口の中を触る事を嫌がらないわん子になります。通常指にガーゼなどを巻き、歯磨き粉をつけて磨きます。
毎日、歯磨きするのが大変な方は、注入するだけのタイプもありますので、毎日歯磨きを注入して、数日に一回指で磨いてあげるのが長続きするコツです。
マズルをつかみそのままの状態を保てるようにします。
口唇をめくり外側の歯を露出し、前歯から磨き始め、慣れれば奥歯も磨きます。
口を開けて歯の裏側も磨きます。
将来、ブラッシングを嫌がらない為にも子犬の頃からのブラッシングは大切です。初めはブラシを当てる事から始め、ブラッシングを嫌がらないように訓練しましょう。ブラッシングをする事により、毛玉をなくし、古い抜けた毛を取り、汚れも落とせます。
ブラシの名称 | 用途・注意 |
スリッカーブラシ | ・長毛種向き ・抜け毛やもつれ毛を取り除く ・斜めであてないように注意 |
コーム | ・ブラッシング後の仕上げ用 ・もつれ、からみの取り残しチェック |
獣毛ブラシ | ・短毛種向き ・毛づやを良くする ・汚れを落とす |
ラバーブラシ | ・短毛種向き ・抜け毛を取り除く ・皮膚をマッサージする |
長毛種(チワワ、ダックス、トイプードル、シーズー、、、)
必要な用品:スリッカーブラシ、コーム
まずは、スリッカーブラシで全体的にとかします。ブラッシングしたい部分の被毛をめくり根元が見えるようにとかしてください。特に顔・脇・腹部・耳などは傷つきやすいので、注意が必要です。
スリッカーで全身をとかし終わったらコームでとかします。コームを皮膚に対して45度くらいに入れてとかします。その際に、引っかかりがありましたら、再度、スリッカーブラシでとかして、もつれをとり、コーミングをするという繰り返しです。
超短毛種(ミニピン、チワワスムース、ダックススムース、、、)
必要な用品:ラバーブラシ、獣毛ブラシ
ラバーブラシを毛の流れに逆らってブラッシングする
獣毛ブラシで毛の流れに従いブラッシングする。
蒸しタオルで全身を拭く。
子犬は耳が汚れやすいので、健康な子の場合は週に1回くらいのペースで耳掃除をしてあげましょう。長毛種(シーズー・マルチーズ・シュナウザーなど)は耳の中の毛が伸びてきますので、定期的に抜いてあげましょう。
綿棒・カンシ・コットン・イヤーローション
あまりにも耳から異臭がする場合や、耳垢で真っ黒の場合は、無理に耳掃除せずに動物病院で見てもらいましょう。
人間と一緒で子犬にも爪切りが必要です。爪を切らないと、正常に歩けない、床ですべるなどの障害がでてきます。さらに伸び続けると伸びた爪が肉球に刺さる事もあります。定期的に爪を切りましょう。
爪切り、やすり
子犬の爪には血管が通ってます。
血管を切ってしまうと出血してしまいますので、気をつけてください。白色や茶色の爪の場合は、光に透かすと血管が見えますが、黒い爪の子は全く見えませんので、自信が無い場合は専門店での爪切りをオススメします。
犬をしっかり安定させる。
爪を切る。
やすりをかける。
犬種
猫種
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